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ギター音作りの基本|アンプとエフェクター設定を順番に解説

ギター音作りの基本|アンプとエフェクター設定を順番に解説

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ギターの音作り完全ガイド|初心者でも迷わない手順

ギターの音作りを始めると、アンプの設定、EQ、エフェクターの順番、歪みの作り方、ディレイやリバーブの使い方まで、一気に調整する場所が増えますよね。音を良くしたくてつまみを触っているのに、いつの間にか最初よりわからなくなる。これはかなり起こりやすいです。

特に初心者のうちは、ギターの音作りに正解の設定値があると思いがちですが、実際にはギター、ピックアップ、アンプ、スピーカー、エフェクター、演奏する場所によって適した設定が変わります。ロックの歪み、メタルのハイゲイン、ジャズのクリーントーン、バンドで抜けるEQなど、目的によっても必要な音は別物です。

そこで私が音作りで重視しているのが、最初から全部の機材を触らないことです。ギター本体で基準を作り、アンプEQを整え、そこへ歪みを足し、最後に空間系を加える。この順番なら、どの操作で音が変わったのかを把握しやすくなります。

この記事では、ギターの音作りの基本から、アンプのゲインとEQ設定、エフェクターのつなぎ方、オーバードライブやディストーション、ディレイ、リバーブ、ノイズ対策まで順番に解説します。自宅では良い音なのにスタジオでは埋もれるという悩みも含め、再現しやすい音作りを目指していきますよ。

この記事のポイント
  • ギターの音作りで最初に触るべきポイント
  • アンプEQとゲインを迷わず調整する方法
  • 歪み系や空間系エフェクターの使い方
  • バンドでも埋もれにくい音へ整える考え方

サウンドハウスでギター機材をチェック

目次

ギターの音作りは順番が基本

ギターの音作りで迷子にならないためには、何よりも調整する順番が大切です。ギター、アンプ、歪み、ディレイ、リバーブを同時に変更すると、良くなった理由も悪くなった理由もわからなくなります。まずは余計な要素を減らし、素の音から一段ずつ完成させていきましょう。

基本の考え方は、ギター本体→アンプEQ→歪み→空間系です。一つ調整したら一度弾き、その変化を耳で確認してから次へ進むと、同じ音を再現しやすくなります。

ギター本体で基準の音を決める

音作りというとアンプやエフェクターから始めたくなりますが、最初に確認したいのはギター本体です。ギターからアンプへ送られる音が基準なので、ここが変われば後段の歪み方やEQの効き方まで変わります。

まずエフェクターをできるだけオフにして、ギターとアンプだけの状態を確認してください。そのうえでギター側のボリューム、トーン、ピックアップセレクターを操作します。アンプの設定を触る前に、ギターだけでどこまで音が変わるのか知っておくと後がかなり楽ですよ。

ギター本体のボリュームやトーンを調整して音作りするギタリスト

ボリュームは歪み量にも関係する

ギターのボリュームは、単純にスピーカーから出る音量だけを変えるものではありません。歪んだアンプやオーバードライブへ入力する信号レベルも変わるため、ボリュームを下げると歪みが弱まり、クリーン寄りの音へ変化することがあります。

たとえばアンプを軽くクランチさせ、ギターのボリュームをフルにするとしっかり歪むよう設定しておけば、曲中ではギター側のボリュームを絞ってクリーン寄りにする使い方もできます。ペダルを踏まずに強弱を作れる便利な方法です。

ピッキングも音作りの一部

同じ設定でも、ブリッジ付近を強くピッキングすれば硬く明るい音になりやすく、ネック寄りを柔らかく弾けば丸い音になります。パームミュートを使えば低音の余韻を抑えながらアタックを強調できますし、指で弾けばピックより柔らかい立ち上がりを作れます。

良い音作りは、機材のつまみだけでは完成しません。まず自分のタッチでどれくらい音色が動くのか確認しておくことが大切です。

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ピックアップで音色を整える

ピックアップの選択は、EQを大きく動かす前に試したい調整です。一般的にフロントピックアップは太く柔らかい方向、リアピックアップは輪郭が強く明るい方向へ変化します。中間ポジションを使えるギターなら、その中間的なキャラクターも作れます。

シングルコイルは輪郭が明瞭でシャープな音を作りやすく、ハムバッカーは太さやパワーを出しやすい傾向があります。P-90など、その中間的なキャラクターを持つピックアップもあります。ただし実際の音はギター本体やピックアップの設計によって異なるため、名称だけで決めつけないほうが良いです。

迷ったときは曲中での役割から選びます。コードを明瞭に聞かせたいならリアや中間、太いリードや落ち着いたクリーンならフロントというように、完成したバンドサウンドを意識すると決めやすいですよ。

ギターのトーンノブも忘れたくないポイントです。高域が刺さる場合はアンプのTREBLEを大きく下げる前に、ギターのトーンを少し絞るだけで自然に落ち着くことがあります。逆に音が暗い場合は、トーンが意図せず下がっていないか最初に確認してください。

ピックアップの高さでも出力や音の印象は変わります。ただし調整幅や推奨値はモデルごとに異なるため、大きく動かす場合はメーカーの取扱説明書や仕様を確認してから作業するのが安心です。

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アンプEQはフラットから始める

ギターアンプのEQノブを調整して音作りする様子

ギター本体の音を決めたら、次はアンプです。ここでいきなりBASSを8、TREBLEを7といった完成値を探すのではなく、まず各EQを中央付近にして音を確認するのがおすすめです。

アンプによって回路が違うため、つまみを中央にした状態が電気的に完全なフラットになるとは限りません。それでも、調整を始める基準位置を決めるという意味では非常にわかりやすい方法です。

項目主な役割上げすぎた場合下げすぎた場合
BASS低域の厚みモコモコしやすい細く感じやすい
MIDDLE音の芯や存在感鼻詰まり感が出る場合があるバンドで埋もれやすい
TREBLEアタックや明るさ耳に刺さりやすい輪郭がなくなりやすい
PRESENCE高域側の張りや抜け硬く刺激的になりやすい奥まって聞こえる場合がある

周波数で考える場合、BASSは低域、MIDDLEは中域、TREBLEは高域を主に調整します。ただし実際にどの周波数へ作用するかはアンプごとに違います。80〜200Hz、400Hz〜1kHz、2kHz以上などの数値は、あくまで帯域を理解するための一般的な目安として考えてください。

私ならまずコードを鳴らしながらBASSを動かし、低音が膨らみすぎない位置を探します。次にMIDDLEで芯を整え、最後にTREBLEやPRESENCEでアタックを調整します。一度に複数のノブを動かさないのがコツです。

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ゲインと音量の違いを理解する

アンプで混乱しやすいのがGAINとMASTER VOLUMEです。ざっくり整理すると、GAINは前段へどれくらい信号を送り込むかに関係し、歪み量を左右します。一方、MASTERは最終的な出力音量を調整する役割として設計されているアンプが一般的です。

GAINを上げるほど歪みやコンプレッションが増えるアンプでは、音量が大きくなったことを「歪みが良くなった」と勘違いしやすいので注意してください。音量差が大きいと、人の耳は大きいほうを良く感じやすいため、比較するときはできるだけ音量を近づけます。

クリーンを作るならGAINを控えめ、クランチなら少しずつGAINを上げる。そのあとMASTERで使用環境に合った音量へ整えると、役割を理解しやすいです。

真空管アンプではパワーアンプ側の動作も音に影響するため、単純にGAINとMASTERだけでは説明できない場合があります。モデリングアンプでも、アンプモデルによってGAINやMASTERの挙動が変わることがあります。

大切なのは数値を暗記することではありません。GAINを少し上げる、弾く、元に戻す。MASTERを変える、弾く。この比較を繰り返して、それぞれが何を変えているのか耳で覚えていきましょう。

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歪み系は一台ずつ調整する

アンプの基準音ができたら、オーバードライブやディストーションを足します。ここでありがちなのが、複数の歪みペダルを全部オンにしてから調整する方法です。これでは、どのペダルが音を太くし、どのペダルが高域を削っているのかわかりにくくなります。

最初は一台だけオンにしてください。LEVELまたはVOLUMEでバイパス時との音量差を整え、GAINやDRIVEを低めから少しずつ上げます。そのあとTONEで明るさを調整すると迷いにくいです。

アンプをクリーンにしてペダルで歪ませる

わかりやすいのは、アンプをクリーンにしてペダル側で歪みを作る方法です。ペダルをオフにすればクリーン、オンにすれば歪みという明確な切り替えができます。初心者でも変化を把握しやすい構成ですよ。

アンプのクランチをブーストする

もう一つは、アンプ自体を軽く歪ませ、オーバードライブをブースター的に使う方法です。ペダルのDRIVEを控えめにしてLEVELを上げると、アンプへの入力が強くなり、歪みの密度や押し出しを変えられます。

ブースターも置く位置で役割が変わります。歪みの前に置けば後段をさらに歪ませやすく、歪みの後ろに置けば音量アップとして使いやすくなります。ただし実際の変化は各ペダルのヘッドルームやアンプ設定によって異なります。

歪み量は上げれば上げるほど良いわけではありません。一人で弾くと気持ち良いハイゲインでも、バンドでは輪郭が消えてコードやリフが聞き取りにくくなることがあります。必要な歪み量まで上げたら、そこから少し戻して比較するのがおすすめです。

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ギターの音作りを実践する方法

ここからは、作った基準音を実際の演奏環境へ合わせていきます。エフェクターの接続順、ディレイやリバーブ、バンドでのEQ、ジャンルごとの方向性まで調整すると、自宅だけでなくスタジオやライブでも扱いやすい音へ近づきます。

エフェクターの順番を整える

ギターエフェクターを順番につないだペダルボード

エフェクターは接続した順番に信号が処理されるため、同じペダルでも前後を入れ替えると結果が変わります。絶対的な正解はありませんが、最初の基準として使いやすい並びはあります。

ギター→チューナー→ワウやフィルター系→コンプレッサー→歪み系→モジュレーション→ディレイ→リバーブ→アンプ

まずはこの形から始め、そのあと必要に応じて入れ替えると違いを理解しやすいです。接続の考え方をさらに細かく確認したい場合は、ギターエフェクターの基本的な接続順も参考になります。

たとえばディレイを歪みの後ろに置けば、歪ませた音が繰り返されるため比較的整理された残響になります。反対にディレイを歪みの前に置けば、ディレイの反復音まで後段で歪むので、密度の高い独特なサウンドになります。

ワウも歪みの前後でキャラクターが大きく変わります。コンプレッサーは歪み前に置くと入力のばらつきを整えやすいですが、順序に唯一の正解があるわけではありません。

ファズは特に注意が必要です。ヴィンテージ系の回路など、ギターのピックアップと直接つながることを前提にしたモデルでは、前段のバッファーによって反応やボリューム操作への追従が変わる場合があります。機種ごとの仕様を確認してください。

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ディレイとリバーブを加える

基準となる歪みまで完成したら、最後にディレイやリバーブを加えます。空間系は音を豪華にしてくれるので、つい深くかけたくなるところですが、最初は「切ったら少し寂しい」くらいから始めると失敗しにくいです。

ディレイは弾いた音を時間差で繰り返すエフェクトです。短く一回程度返すスラップバックならカントリーやロカビリー的な雰囲気を作れますし、長めのディレイを使えばリードギターに奥行きを加えられます。

リバーブは部屋やホールなどの残響を再現するエフェクトです。クリーントーンへ少量加えるだけでも自然な広がりが出ます。一方、長いリバーブを深くかけると輪郭がぼやけやすいため、速いリフや細かなカッティングでは量を抑えたほうが扱いやすいです。

空間系はミックス量から調整する

設定項目が多いディレイやリバーブでは、最初からTIMEやPRE-DELAYなどを細かく追い込むより、まずエフェクト音の量を決めます。原音が見えなくなるほど深ければ一度戻し、曲のテンポやフレーズに合わせて時間を調整します。

マルチエフェクターなら、最初から全ブロックをオンにする必要はありません。アンプ、歪み、ディレイ、リバーブ程度に絞って作ると、それぞれの役割がわかりやすいです。高機能なマルチで音作りを学びたい場合は、BOSS GT-1000の音作りと使い方も参考にしてください。

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バンドで抜けるEQに調整する

自宅で一人で弾いたときに最高だった音が、バンドへ入ると急に聞こえなくなることがあります。これは珍しいことではありません。ベース、キック、ボーカル、もう一本のギターなどと周波数帯域が重なるためです。

ここで最初にやりがちなのが、ギターアンプの音量を上げること。でも、音量だけでは解決しない場合があります。低域が多すぎるギターはベースやキックと重なり、全体を濁らせながら自分の輪郭まで失いやすいです。

バンドで抜けないときは、まずBASSを少し下げ、MIDDLEの量を確認します。ギターにとって中域は存在感を作る重要な帯域なので、ミドルを大きく削った音は一人では迫力があっても、アンサンブルでは奥へ引っ込みやすくなります。

逆にTREBLEやPRESENCEを上げすぎれば、抜けるというより耳に刺さる音になります。抜けとは高音を増やすことだけではなく、他の楽器と重ならない場所へ自分の音を置くことだと考えるとわかりやすいです。

スタジオでは全員で鳴らして判断する

バンド練習でギターアンプを調整して抜ける音を作るギタリスト

EQは一人で完成させず、バンド全体を鳴らした状態でも調整してください。ギター単体では少し細いと感じる音が、ベースとドラムが入った瞬間にちょうど良くなることもあります。

また、ソロだけ音量を上げたい場合にGAINを増やすと、歪みが増えて逆に輪郭がなくなることがあります。そんなときは歪み量を大きく増やすより、ブースターやEQで中域とレベルを少し持ち上げたほうが前へ出やすいケースがあります。

良いギター単体音と、良いバンドサウンドは必ずしも同じではありません。最終判断は必ずアンサンブルの中で行いましょう。

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ジャンル別の音作りを試す

音作りの基本を理解したら、ジャンルごとの定番をスタート地点として試してみるのもおすすめです。ただし、以下はあくまで一般的な方向性です。同じロックでも年代や楽曲によって音は大きく異なります。

ジャンル基本の方向性エフェクト演奏上のポイント
ロック中域を残したクランチ〜歪みOD、Dist、ブースターパワーコードとミュートの輪郭
ブルース軽いクランチと太い中域軽いOD、少量リバーブピッキング強弱とギターVolume
ジャズクリーンで低域を整理コンプ、少量リバーブフロントPUと柔らかいタッチ
メタルタイトな低域と高いゲインブースター、EQ、ゲートパームミュートの精度
ポップクリーン〜軽いクランチコーラス、ディレイ、リバーブコードの分離感
ファンク輪郭のあるクリーンコンプ、ワウカッティングとミュート
カントリー明るくアタックの強いクリーン短いディレイ、リバーブブリッジPUの輪郭
シューゲイズ重層的な歪みと残響ファズ、長いリバーブ、ディレイ音の壁とフィードバック

たとえばメタルでは、低音を増やせば迫力が出ると思われがちですが、低域を出しすぎるとパームミュートがぼやけます。アンプの低域を整理し、必要なら歪みの前段で低域を絞ると、速いリフでも輪郭を作りやすくなります。

ファンクでは深い歪みよりクリーンの反応が重要です。コンプレッサーで音粒を整えつつ、右手のミュートでリズムを作ります。シューゲイズでは逆に、通常なら避けるほど深い残響や複数の歪みを重ねることもあり、セオリーを崩すこと自体が音作りになります。

つまりジャンル別設定は完成形ではなく、欲しい音へ向かう最初の地図として使うのがおすすめです。

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ノイズや音痩せを改善する

音作りを進めるほど気になってくるのが、ジーというノイズ、ハム、音痩せ、ハウリングです。EQやGAINを触る前に、接続や電源を確認したほうが解決が早いこともあります。

まず一台ずつ原因を切り分ける

ノイズが出たら、すべてのエフェクターをつないだまま悩まないことです。ギターとアンプを直接つなぎ、問題がなければペダルを一台追加します。次にもう一台追加する。この方法なら、どの段階でノイズが増えたのか判断できます。

  • シールドケーブルを別のものへ交換する
  • 歪み系のGAINを必要以上に上げていないか確認する
  • 電源アダプターやパワーサプライを確認する
  • エフェクターを一台ずつ外して原因を切り分ける
  • ギターとアンプの距離や向きを変えてみる

ペダルを多数つなぐと、高域が落ちて音がこもったように感じる場合もあります。長いケーブルや複数の機器を通ることで信号への負荷が増えるためです。そんな環境では適切なバッファーを使うことで改善する場合があります。

ただし、すべてトゥルーバイパスなら必ず良い、バッファーを入れれば必ず良いという単純な話ではありません。ヴィンテージ系ファズなど、バッファーとの順序で反応が変わるエフェクターもあるため、システム全体で確認します。

ハウリングは音量とゲインも確認する

高いゲインと大音量を組み合わせると、ギターのピックアップがスピーカーから出た音を拾い、フィードバックしやすくなります。意図的なフィードバックなら表現になりますが、制御できない場合はアンプとの位置関係、GAIN、音量、EQを見直してください。

ノイズゲートも便利ですが、強くかけすぎると小さな音やサスティンまで切ってしまいます。THRESHOLDなどの設定は、ノイズが消える最低限から始めると自然です。

アンプ内部の修理や電源部分の作業は自分で行わないでください。特に真空管アンプなどは電源を切ったあとも危険な電圧が残る可能性があります。また、大音量での長時間演奏は聴覚へ負担をかけます。機材の仕様や安全上の注意については、正確な情報は公式サイトをご確認ください。修理や電気的なトラブルについて、最終的な判断は専門家にご相談ください。

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ギターの音作りは一つずつ調整

ギターの音作りで一番大切なのは、高価なエフェクターを増やすことでも、誰かの設定値をそのままコピーすることでもありません。何を変えたら音がどう変化したのか、自分で把握できる状態を作ることです。

私がおすすめする流れはシンプルです。まずギター本体のボリューム、トーン、ピックアップを確認する。次にアンプだけでクリーンまたは軽いクランチを整える。そのあと歪み系を一台追加し、最後にディレイやリバーブを足します。

ギター→アンプEQ→歪み→空間系。この順番で一つずつ調整すると、音を変えた原因がわかり、スタジオやライブでも再現しやすくなります。

設定を変更するときも、一度に動かすつまみは一つだけで十分です。BASSを変更したら弾く。元に戻して比較する。MIDDLEを変更したらまた弾く。地味ですが、この繰り返しが一番わかりやすいです。

そして、最後は必ず実際に演奏する環境で判断してください。自宅の小音量で完成した音が、大きなアンプやバンドの中でも同じように聞こえるとは限りません。部屋、スピーカー、音量、他の楽器によって必要なEQは変化します。

マルチエフェクターを使っていても考え方は同じです。機能が100種類あっても、最初から全部使う必要はありません。アンプ、歪み、ディレイ、リバーブだけで基準を作り、必要になった時点でコンプレッサーやコーラス、EQを追加すれば十分です。マルチの選び方まで確認したい場合は、マルチエフェクターを使うメリットと選び方も参考になると思います。

良いギターの音作りとは、自分の欲しい音を偶然出すことではなく、必要な場所で再び作れることです。順番を守って一つずつ耳で確認しながら、あなたの演奏に合う音を作っていきましょう。

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